カントの方法―思惟の究極を求めて

カントの方法―思惟の究極を求めて

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  • サイズ A5判/ページ数 269,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784588150296
  • NDC分類 134.2
  • Cコード C3010

出版社内容情報

カントの哲学的思索はどのように営まれたか,『純粋理性批判』における思惟の究極の把握を試み理論哲学と実践哲学を分析・検証。その哲学の現代的意義をも論考する。

内容説明

「哲学の本領は哲学者が自らの限界を知ることにこそある」というカントのテーゼを謙虚に受け入れ、その思惟の究極を把握せんとし理論哲学と実践哲学を分析・検証する。ニュートン、ライプニッツ、ヒューム、ロック、ボーアらの思考も勘案しつつ、現代におけるカント哲学の意義を新しい視点から論考する。

目次

第1章 方法(カントと方法の問題―認識論の成立根拠について;カントと分析性の問題;因果的必然性―ヒューム、カント、反事実的条件文)
第2章 存在(カントと外界の存在の問題;物理的実在―ニールス・ボーアの見解のカント的側面;ロックの‘Physical Inquiries’と「実在」)
第3章 空間論(ニュートンの「絶対空間」について;ライプニッツの空間論;空間についてのカントのテーゼ)
第4章 道徳について(行為はいつ道徳的となるか―カントの自律論の理解に向けて;道徳的自律―カントとG・ドゥウォーキンを巡って)

感想・レビュー

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哲仮面

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カント哲学に関する日本最初のアングロサクソン系解釈との学会評2008/12/03

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