出版社内容情報
哲学・美学・文学・宗教学の各分野にわたる気鋭の研究者が結集して,総合的思索家としてのシェリングの実像に迫る。国際的再興の機運に呼応する恰好の研究ガイド。
内容説明
カントとヘーゲルの狭間で過渡的哲学者として久しく埋もれていたドイツ観念論の巨峰・シェリングの全貌を国際的再興の機運と呼応して解き明かす。哲学、美学、文学、宗教学の各分野にわたる気鋭の研究者が結集して総合的思索家としてのシェリングの実像に迫る。
目次
1 自然と精神
2 詩と芸術
3 神話と悪
4 自由と歴史
5 シェリングと現代