叢書・ウニベルシタス
思索日記〈2〉1953‐1973 (新装版)

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  • サイズ 46判/ページ数 618p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588140433
  • NDC分類 311.234
  • Cコード C1310

出版社内容情報

最も多産な時期から晩年まで28冊のノートに書かれた膨大な日記・完結篇。活動的生活と観想的生活を包含する独自思考のドキュメン…思想的に最も多産な時期から晩年まで,28冊のノートに書き続けられた膨大な日記・完結篇。活動的生活と観想的生活を包含する独自の思考を記録したドキュメント。

ノート19 1953年9月─1954年2月

ノート20 1954年3月─1955年1月

ノート21 1955年1月─1956年1月

ノート22 1956年1月─1958年6月

ノート23 1958年8月─1961年1月

ノート24 1963年─1966年2月

ノート25 1966年2月─1968年9月

ノート26 1968年11月─1969年11月

ノート27 1969年11月─1970年11月

ノート28 1971年─1973年



カント・ノート



編者あとがき

訳者あとがき

人名索引

事項索引

図版解説

文献目録

ハンナ・アーレント[アーレント ハンナ]
(Hannah Arendt)
1906?1975。ドイツ系ユダヤ人の哲学者・政治思想家。マールブルク大学、ハイデルベルク大学に学び、1941年、アメリカに亡命。シカゴ大学、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ等で教鞭をとる一方、ナチズムや全体主義をめぐる論争に積極的にかかわり、活発な言論活動を展開した。主著に、『全体主義の起源』(1951)、『エルサレムのアイヒマン』(1963)、『革命について』(1963)、『暴力について』(1969)などがある。

ウルズラ・ルッツ[ルッツ ウルズラ]
(Ursula Ludz)
1936年生まれ。ベルリン自由大学で社会学を学んだ後、フリーの翻訳者・編集者として活躍。著書に『アメリカ合衆国の政治理論』(共著・1990)がある。アーレントの遺稿や書簡に取り組み、『アーレント?マッカーシー往復書簡』(1995)を翻訳、『暗い時代の人々』(1989)、『政治とは何か』(1993)、『過去と未来の間』(1994)、『アーレント?ハイデガー往復書簡:1925?1975』(1998)などを編集している。

インゲボルク・ノルトマン[ノルトマン インゲボルク]
(Ingeborg Nordmann)
1944年生まれ。ベルリン自由大学で文芸学、政治学、哲学を研究後、フランクフルト・アム・マインのプロテスタント・アカデミーでジャーナリスト兼研究指導者として活躍。ドレスデンのハンナ・アーレント全体主義研究所で共同研究を行う。著書に『ハンナ・アーレント思想入門』(1994)があるほか、『アーレント?ブルーメンフェルト往復書簡集』などを編集している。

青木 隆嘉[アオキ タカヨシ]
1932?2016。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(哲学専攻)。大阪女子大学名誉教授。著書:『ニーチェと政治』ほか。訳書:アンダース『核の脅威』、『時代おくれの人間』上・下、ヴィラ『アレントとハイデガー』、エーベリング『マルティン・ハイデガー』(以上、法政大学出版局)、クリステヴァ『ハンナ・アーレント講義:新しい世界のために』(論創社)ほか。本書の翻訳により2007年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞。

内容説明

思想的に最も多産な時期から晩年まで、28冊のノートに書き続けられた膨大な日記・完結篇。活動的生活と観想的生活を包含する独自の思考の生成を記録。

目次

無人支配としての官僚制
政治における理解
無題(偉大さと深さの次元は緊密に結びついている)
昔のことが思い出され、頭から離れない
アリストテレス『政治学』第七巻第一四章
イデアについて(プラトンのイデア)
正義について―カントとヘーゲルの「狡知」
無題(マルクスの搾取概念)
マルクス―ニーチェ
複数性の三つの次元〔ほか〕

著者等紹介

アーレント,ハンナ[アーレント,ハンナ] [Arendt,Hannah]
1906‐1975。ドイツ系ユダヤ人の哲学者・政治思想家。マールブルク大学、ハイデルベルク大学に学び、1941年、アメリカに亡命。シカゴ大学、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ等で教鞭をとる一方、ナチズムや全体主義をめぐる論争に積極的にかかわり、活発な言論活動を展開した

ルッツ,ウルズラ[ルッツ,ウルズラ] [Ludz,Ursula]
1936年生まれ。ベルリン自由大学で社会学を学んだ後、フリーの翻訳者・編集者として活躍

ノルトマン,インゲボルク[ノルトマン,インゲボルク] [Nordmann,Ingeborg]
1944年生まれ。ベルリン自由大学で文芸学、政治学、哲学を研究後、フランクフルト・アム・マインのプロテスタント・アカデミーでジャーナリスト兼研究指導者として活躍。ドレスデンのハンナ・アーレント全体主義研究所で共同研究を行う

青木隆嘉[アオキタカヨシ]
1932‐2016。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(哲学専攻)。大阪女子大学名誉教授。ハンナ・アーレント『思索日記』の翻訳により2007年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みあ

101
再読。死の2年前までの日記にはアーレントの思索の試行錯誤が記されている。私にとって最も彼女が身近に(尊敬の対象ではあるが)感じられる内容である。カントやハイデガー、ニーチェやヤスパースの著作を読んで思考すること。それは思索とは何かという問いかけに対する彼女の最終的な答えだったのかもしれない。年齢が重なるに連れて彼女の思索は深まっているけれども、明敏さは失われていない。今日の私達にとって解決されていない多くの問題が残されている。アーレントは徹頭徹尾思考する人間であり、死の瞬間まで考え続けていただろう。2021/06/06

みあ

87
ⅠよりⅡの方が断然深みがあって刺激的である。アレントの思索がどんどん深まっていくのが分かる。Ⅰがギリシャ哲学を中心に論考していたのに対し、Ⅱはカントやハイデガーらが主要な位置を占めている。アレントの一人で行う対話とは哲学書を読んで思索することであって、その価値に比重を置いている。Ⅰに比べて死への言及が多いのは2つの理由があると思う。まず、自分の死期が近付いてきたこと、そしてもう1つは哲学とは死の予行練習だという原点に回帰するようになったこと。アレントにとって死は生の一部であり、避けられない事象であった。2019/11/15

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