出版社内容情報
文学、哲学、宗教学、経済、人類学など多岐にわたる分野で決定的な足跡を残した20世紀の思想家ジョルジュ・バタイユ。その思想の中核に位置する贈与と共同体の主題に焦点を当て、現代における自然と人間の関係、財産、所有、家族などの問題を論じ、さらにはアナキズムの倫理と衝突させることで、来るべきバタイユ像を描き出す。第一線の論者たちによって結晶化した、刺激的な手引き書。
内容説明
文学、哲学、宗教学、経済、人類学など多岐にわたる分野で決定的な足跡を残した20世紀の思想家ジョルジュ・バタイユ。その思想の中核にある贈与と共同体の主題に焦点を当て、自然と人間の関係、財産、所有、家族などの問題を論じ、さらに、アナキズムの倫理と衝突させることで、来るべきバタイユ像を描き出す。書き手たちの思考が乱反射する、未来のための手引き書。
目次
資料1(バタイユの考古学;グノーシスの考古学)
資料2(バタイユにおけるメディアと贈与『ドキュマン』から『至高性』へ;雑誌という共同性の場 ほか)
資料3(青空論―終わらない物語について;窓の外の青い空、転落と飛翔 ほか)
資料4(バタイユ頌)
著者等紹介
澤田直[サワダナオ]
立教大学教授
岩野卓司[イワノタクジ]
明治大学教養デザイン研究科・法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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