内容説明
“精神科学の巨星”の遺産を未来に継承するために。国内外の研究史や翻訳史を総点検し、研究・読解の基礎となる詳細年譜や関連文献情報を収録。最新の研究成果を踏まえた論考群が今後の展望を開く。『ディルタイ全集』ついに待望の完結!
目次
第1部 研究編(諸外国、とくにドイツ語圏および英語圏のディルタイ研究;ディルタイ哲学再評価の試み―「生の哲学」から「生命記号論的解釈学」への道;二十一世紀のディルタイ哲学の意義と課題;日本におけるディルタイ研究史―戦前および戦後)
第2部 資料編(ディルタイの年譜と著作一覧;ディルタイ関連資料および文献目録)
著者等紹介
牧野英二[マキノエイジ]
1948年生。法政大学名誉教授。『ディルタイ全集』編集代表。哲学・倫理学
伊藤直樹[イトウナオキ]
1963年生。法政大学大学院博士課程単位取得修了。法政大学ほか非常勤講師。哲学
大石学[オオイシマナブ]
1965年生。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。杏林大学ほか非常勤講師。哲学・倫理学
瀬戸口昌也[セトグチマサヤ]
1964年生。九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。大阪教育大学教授。教育哲学・教育思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。