出版社内容情報
青年期から学問的成熟期にいたるまで、ディルタイは当時の時代状況をどのように生き、いかにして哲学者となったのか。代表的な日記・書簡集である『若きディルタイ』、ハイデガー『存在と時間』をはじめ哲学史に大きな影響をもたらしたヨルク伯との往復書簡、フッサールなど交流のあった人々との貴重な対話を収録。四半世紀をかけた邦訳『ディルタイ全集』、別巻除く本巻部分11巻がついに完成!
内容説明
「哲学者ディルタイ」を創造した魂の交流の追体験。青年ディルタイはいかにして時代を代表する思索者となったのか。主要な日記『若きディルタイ』、ヨルク伯やフッサール、アディケスらとの往復書簡や講義・講演など、哲学史上の重要文献を初邦訳!
目次
1 若きディルタイ 一九三三年
2 ディルタイ=ヨルク伯往復書簡集 一九二三年
3 ショルツ夫妻宛書簡集 一九三三年
4 ルードルフ・ハイム宛書簡集 一九三六年
5 ディルタイ=アディケス往復書簡集 一九六九年
6 ディルタイ=フッサール往復書簡集 一九一一年
7 講義・講演と序言―自叙伝的寄稿より 一八六七‐一九一一年