出版社内容情報
美の起源と本質に関する哲学的探究/天才/演劇論/テレンチウス考/逆説.俳優について/ファルコーネあての手紙/絵画論/絵画論断章/マニエールについて/他。
内容説明
近代美学史に不滅の名をとどめるディドロ。美や芸術の概念、文学や絵画作品をめぐってつづられたその代表的な哲学・批評散文を収録。後半は20世紀に発表された古典的なディドロ論のうち、シュピッツァー、スタロバンスキー、プルーストらの作品を「研究論集」として収め、監修者によるディドロ研究史概説を付す。つねに新しい思想家の姿を示す、『著作集』全4巻完結。
目次
美学・美術(美の起源と本性についての哲学的探求;リチャードソン頌;テレンティウス頌;ディドロとファルコネの往復書簡(抄)
絵画論断章)
研究論集(ディドロはいかに読まれてきたか;ディドロの文体;『ディドロに関する五つの講義』より;ディドロと神智論者たち;ディドロと他者の言葉;『百科全書』から『ラモーの甥』へ―オブジェとテクスト)
著者等紹介
鷲見洋一[スミヨウイチ]
1941年生。18世紀フランス文学・思想・歴史。慶應義塾大学大学院博士課程修了。モンペリエ市ポール・ヴァレリー大学大学院博士課程修了(文学博士)。慶應義塾大学文学部教授、同大学アート・センター所長、中部大学人文学部教授を歴任。慶應義塾大学名誉教授
井田尚[イダヒサシ]
1969年生。18世紀フランス文学・思想。東京大学大学院人文社会系満期退学、パリ第8大学博士課程修了(文学博士)。青山学院大学文学部フランス文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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