目次
ユダヤ人国家
ボヘミアにおけるユダヤ人狩り
「消え去った」時
フランスの状況
ガリチアの劫火
法律の敵
ジャーナリストの学校
操縦可能な飛行船
著者等紹介
ヘルツル,テオドール[ヘルツル,テオドール][Herzl,Theodor]
1860年ブダペストでユダヤ人を両親に生まれる。ウィーン大学で法学を学び博士号を得るが、1880年代からの中・東欧での反ユダヤ主義のうねりのなかで司法の世界から著作家の道に転身する。戯曲作家として、のちにジャーナリストとして活動し「ノイエ・フライエ・プレッセ」紙のパリ通信員としてフランスに滞在、ドレフェス事件に際会する。高まりつつある反ユダヤ主義・ユダヤ人迫害の危機感のなかで1896年に近代シオニズム宣言の書『ユダヤ人国家』を執筆、賛同・非難の大反響をまきおこした。これによりシオニズム運動の推進者となり1897年以降1904年の死に至るまで6次にわたるシオニズム会議の議長として活躍
佐藤康彦[サトウヤスヒコ]
1933年生まれ。東京大学文学部独文科卒業。京都大学名誉教授。オーストリア文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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