目次
第1章 余暇における興奮の探求
第2章 自由時間のスペクトルにおける余暇
第3章 社会学的問題としてのスポーツの発生
第4章 スポーツと暴力に関する論文
第5章 中世と近代初期のイギリスにおける民衆のフットボール
第6章 特にフットボールに関するスポーツ集団の力学
第7章 近代スポーツの力学―業績争いとスポーツの社会的意味に関する見解
第8章 スポーツにおける社会的結合と暴力
第9章 フットボールの試合における観客の暴力―社会学的説明をめざして
第10章 男性の領域としてのスポーツ―男性のアイデンティティの社会的源泉とその変容に関する見解
著者等紹介
エリアス,ノルベルト[エリアス,ノルベルト][Elias,Norbert]
1897年ブレスラウ(現ポーランド)生まれのユダヤ系ドイツ人の社会学者。ブレスラウ、フライブルク、ハイデルベルクの各大学で医学・哲学・心理学を修め、ヤスパース、フッサールらに学ぶ。フランクフルト大学で教鞭をとった後、パリ、ロンドンで教職につき、ガーナ大学教授もつとめた。フランクフルト大学名誉教授。1977年に第1回アドルノ賞を受賞。1990年死去
ダニング,エリック[ダニング,エリック][Dunning,Eric]
イギリスの社会学者。レスター大学名誉教授。エリアスの薫陶を受け、ヨハン・ハウツブロム、スティーヴン・メネルらとともにエリアスの形態社会学・過程社会学を継承する。エリアスとの共同作業でスポーツ社会学の発展に貢献してきた
大平章[オオヒラアキラ]
1949年広島に生まれる。72年早稲田大学第一文学部英文科卒業。80年同大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程満期修了。90年および2001年ケンブリッジ大学ダーウィン・カレッジ客員研究員。現在、早稲田大学国際教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。