出版社内容情報
ブルースの誕生からロックにおけるその解体(再生)までの歩みを辿りつつ、〈私の〉唄としてのブルースの本質・その魅力を,詞行と旋律の分析によって明らかにする。
内容説明
ブルースの起源を今世紀初頭の大道芸にさぐり、その商品化の過程、複製メディアの誕生と普及の過程をたどりつつ、「私の」唄としてのブルースの本質、その魅力を詞行と旋律の分析によって明らかにする。ロックンロールにおけるブルースの解体(再生)にもおよぶ「わがブルース賛歌」。
目次
第1章 ブルースの誕生
第2章 ブルースの公式
第3章 幾つかの常套句
第4章 ブルースの恋唄
第5章 ブルース・ヴァリアント
第6章 ブルースと楽器
第7章 ロックンロール・ヒーロー