出版社内容情報
イギリス史上まれに見るダイナミックな変化の時代の「長い」十八世紀に焦点を当てた都市論。イギリス都市の柔軟性と融通性を提示する
内容説明
イギリス史上まれに見るダイナミックな時代されている「長い」十八世紀に焦点を当てた都市史論。都市の成長と変化、都市の景観と環境、都市の人々の生活など、人間が生きた空間としての十八世紀イギリス都市の構造と主要な機能について、さらには都市ネットワークの構成とそれが都市住民におよぼした影響についてなどを考察、変貌をとげるイギリス都市の柔軟性と融通性をも鮮明に提示する。都市化の先駆イギリスの経験から今日の「都市空間」を学ぶ好著。
目次
第1章 都市の眺望
第2章 都市の成長
第3章 生計を立てる
第4章 都市社会
第5章 景観と環境
第6章 帰属意識とコミュニティ
第7章 都市と変化
著者等紹介
エリス,ジョイス・M.[エリス,ジョイスM.][Ellis,Joyce M.]
1951年生まれの現代イギリスの歴史学者。オックスフォード大学を卒業後、ニューカッスル、レスター、オックスフォード各大学で教鞭をとり、1988年から2005年までノッティンガム大学の歴史学科に在職。都市史の研究分野で活動しニューカッスルの都市史、タインサイドの地域史をはじめイギリス都市史に関する著書、論文を発表している
松塚俊三[マツズカシュンゾウ]
名古屋大学大学院人文科学研究科修了。現在、福岡大学人文学部教授
小西恵美[コニシエミ]
慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了、博士(商学)。現在、専修大学経済学部准教授
三時眞貴子[サントキマキコ]
広島大学大学院教育学研究科博士課程後期満期退学。現在、愛知教育大学学校教育講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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