りぶらりあ選書<br> 食糧確保の人類学―フード・セキュリティー

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りぶらりあ選書
食糧確保の人類学―フード・セキュリティー

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  • サイズ B6判/ページ数 356,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588022173
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C1338

出版社内容情報

開発途上国の農業と食糧事情の社会・経済的背景を探りつつグローバリゼーションと地域の特性.多様性の社会力学を考察し,フード・セキュリティの戦略を提示する。

内容説明

グローバリゼーションの波の中で今なお深刻な食糧難に喘ぐアフリカや東南アジアの低開発国の視点から現代世界のフード・セキュリティー問題に鋭くアプローチする。農業政策から開発・食糧援助、食糧の生産・流通・管理システムに至るまで、地域の社会・経済的背景の分析によって食糧事情の多様性を浮彫にし、食糧確保のための真に有効な戦略とは何かをさぐる。

目次

第1章 妥当性を求めて―現代世界における人類学
第2章 食糧安全保障―その政策と実践
第3章 土地と生計―土地の所有権、入手、改革と調査研究の責任
第4章 小規模自作農の農場における労働の組織化―その構造と多様性
第5章 食糧市場投機―現実の市場、モラリティー、社会工学
第6章 アイデンティティの政治学―アグリビジネスとアグリカルチャー
第7章 飢饉の救済と飢餓の防止―誰の分析?誰の解決方法?誰の保護?
第8章 単純論への誘惑―現代農業研究と政策の形成
第9章 操作の状態―人類学、食糧安全保障、研究の新しい方向

著者等紹介

ポチエ,ヨハン[ポチエ,ヨハン][Pottier,Johan]
ロンドン大学の東洋・アフリカ研究所(SOAS)に勤め、現在、人類・社会学部の学部長の要職にある。ルワンダ、コンゴ共和国などアフリカ諸国のフィールド・リサーチをもとに、発展途上国の食糧問題、とくに「緑の革命」などグローバル化の波が地域におよぼす影響などについて、実践的研究をすすめている。西洋の科学的知と途上国の知との対立や、世界市場化がもたらすアイデンティティの解体といった興味深いテーマに正面から取り組み、グローバルな視野から、食糧安全保障や飢餓、農業政策をめぐる実践的提言を行なっている

山内彰[ヤマウチアキラ]
1964年生まれ。関西学院大学文学研究科博士課程修了。現在、関西学院大学、大阪市立大学非常勤講師。アメリカ文化論、アメリカ文学専攻

西川隆[ニシカワタカシ]
1964年生まれ。関西学院大学文学研究科博士課程修了。現在、神戸学院大学人文学部非常勤講師。アメリカ文学、アメリカ現代詩専攻
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