りぶらりあ選書<br> メフメト二世―トルコの征服王

りぶらりあ選書
メフメト二世―トルコの征服王

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  • サイズ B6判/ページ数 406,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588021947
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C1322

出版社内容情報

コンスタンティノープルの征服によりローマ帝国に永遠の終焉をもたらし,オスマン帝国の基礎を築いた征服王メフメト二世の生涯,政治的理念と強烈な個性を描く。

内容説明

コンスタンティノープル征服してビザンツ帝国(東ローマ帝国)に永遠の終焉をもたらし、オスマン帝国の基礎を確立した征服王メフメト二世の伝記。15世紀のキリスト教徒にとっては悪の権化・サタンの軍隊の帝王であり、過去現在のトルコ人にとっては戦略家にして天才的組織者、知識人にして人文主義者であったこの人物の生涯と業績をあとづけ、その政治的理念と強烈な個性を、時代的背景を探りつつ生き生きと描き出す。

目次

第1章 青年スルタンの二度の即位
第2章 コンスタンティノープルの征服
第3章 勝つことと支配すること
第4章 対ヴェネツィア戦争と帝国の知的再建
第5章 各国を次々に征服
第6章 トルコの平和
第7章 挫折と死
第8章 王子の受難

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

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コンスタンティノープル攻略以外にも、在位中は征服活動を飽くことなく続けており、まさに「征服王」の名前に恥じない人という印象を受けた(大敗もそこそこあるけど…)。ほかにも西欧美術・学問への関心や宗教に対する懐疑的な態度、帝都イスタンブール建設への執念など、その強烈な個性がよくわかって面白かった。苛烈な人物だったけれども、オスマン朝が世界帝国へと脱皮するのは、このぐらいの個性を持つ人物が必要だったのであろう。因みに訳文は結構読みにくい。2016/06/11

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コンスタンティノープルの陥落が面白かったので読み始めたが、ますます興味が湧いた。諸説あるだろうが、人柄ややったことを一気に知ることができ、読んで良かった2022/07/14

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