出版社内容情報
フランス革命を旧体制末期の「上からの革命」からナポレオンによる革命の「掠め取り」まで四期に区分して叙述。地方や植民地や対外関係の動向、ジェンダー問題をも扱い、英米圏での研究成果をも取り入れて、従来の伝統史学や修正史学を乗り越える。「恐怖政治」、「貴族」、「反革命」等の範疇や様々な「革命神話」を解体しつつ、革命の展開過程を辿る画期的な通史。
【目次】
はしがき
序文
第Ⅰ部 上からの革命──失敗の理由
第1章 諸革命の時代
第2章 絶対君主政。身動きできないガリヴァーだったのか?
第3章 国民の間の裂け目
第4章 世論の諸相
第5章 ブルボン家の失墜
第Ⅱ部 最後の革命──再生か革命か
第6章 君主政的革命から国民革命へ
第7章 革命の指導
第8章 一体性の追求
第9章 国民、国家そして宗教
第10章 諸矛盾の政治化
第11章 見せかけの勝利
第12章 分裂した国民
第Ⅲ部 第二革命──社会革命。共同体的ユートピアそれとも好戦的国家
第13章 民衆と革命家
第14章 分裂した国家──一七九二年九月 ― 一七九三年七月
第15章 戦争の指導──一七九三年七月 ― 一七九三年十二月
第16章 革命化した国民──一七九三年十二月 ― 一七九四年四月
第17章 テルミドールあるいは混乱
第Ⅳ部 掠め取られた革命──宮廷革命とクーデター
第18章 革命と反動の間で
第19章 新体制
第21章 革命の体現者
訳者あとがき
文献目録
主要登場人物索引
内容説明
「革命神話」を解体しつつ、革命の展開過程をたどる。フランス革命を、旧体制末期の「上からの革命」からナポレオンによる革命の「掠め取り」まで四期に区分して叙述、地方や植民地や対外関係の動向、ジェンダー問題をも扱い、英米圏での研究成果も取り入れて、従来の伝統史学や修正史学を乗り越える画期的な通史。
目次
第1部 上からの革命―失敗の理由(諸革命の時代;絶対君主政。身動きできないガリヴァーだったのか?;国民の間の裂け目;世論の諸相;ブルボン家の失墜)
第2部 最後の革命―再生か革命か(君主政的革命から国民革命へ;革命の指導;一体性の追求;国民、国家そして宗教;諸矛盾の政治化;見せかけの勝利;分裂した国民)
第3部 第二革命―社会革命。共同体的ユートピアそれとも好戦的国家(民衆と革命家;分裂した国家―一七九二年九月-一七九三年七月;戦争の指導―一七九三年七月-一七九三年十二月;革命化した国民―一七九三年十二月-一七九四年四月;テルミドールあるいは混乱)
第4部 掠め取られた革命―宮廷革命とクーデター(革命と反動の間で;新体制;革命の体現者)
著者等紹介
マルタン,ジャン=クレマン[マルタン,ジャンクレマン] [Martin,Jean‐Cl´ement]
1948年、ヴァンデー県の東隣のドゥー=セーヴル県の生まれ。エマニュエル・ル・ルワ・ラデュリの指導のもとで課程博士論文(ドゥー=セーヴル県の県庁所在地ニヨール(Niort)の18・19世紀における倒産を扱ったもの)を提出(パリ第一大学)した。パリ第十三大学講師を経て、1990年にナント大学教授、その間にやはりル・ルワ・ラデュリの指導のもとで国家博士論文「ヴァンデー戦争とその記憶。1793‐1980年」を提出(1987年)。2000年にパリ第一大学のフランス革命史講座教授となり、同時にフランス革命史研究所所長に就任した。2008年に退職し、現在は名誉教授。革命史研究のほかに、歴史教育のあり方を検討し、政府への提言も行なってきた
田中正人[タナカマサト]
1944年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程満期終了。愛知県立大学外国語学部(フランス学科)教授を経て、愛知大学法学部教授。愛知大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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