出版社内容情報
ニーチェにおいてニヒリズムとは何か。それはペシミズムとどう異なるのか。断章的なテクストに現れた主題群──近代世界の方向喪失、すべての価値の転換、力への意志、絶望の克服、永遠回帰、そしてディオニュソス的な知恵といった、容易に把握しがたいニーチェ独自の思考の道筋を、錯綜する解釈の歴史から取り出して内在的かつ体系的に記述する試み。近年出色の研究書、日本語版序文付。
内容説明
ニーチェにおいてニヒリズムとは何か。それはペシミズムとどう異なるのか。断章的なテクストに現れた主題群―近代世界の方向喪失、すべての価値の転換、力への意志、絶望の克服、永遠回帰、そしてディオニュソス的な知恵といった、容易に把握しがたいニーチェ独自の思考の道筋を、錯綜する解釈の歴史から取り出して内在的かつ体系的に記述する試み。近年出色の研究書、日本語版序文付。
目次
序論
第1章 ニヒリズム
第2章 方向喪失の克服
第3章 力への意志
第4章 絶望の克服
第5章 永遠回帰
第6章 ディオニュソス的知恵
著者等紹介
レジンスター,バーナード[レジンスター,バーナード] [Reginster,Bernard]
ブラウン大学哲学科教授。ベルギー、ドイツの大学で哲学と心理学を学んだ後、1992年にペンシルベニア大学で博士号を取得(テーマは「ニーチェ哲学における心理学的形而上学批判の本性と必然性」)。専門はニーチェ哲学を中心とした19世紀ドイツ哲学および倫理学。各種学会誌への掲載論文、およびニーチェ、ショーペンハウアー、19世紀ドイツ哲学に関するアンソロジーへの寄稿は多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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