出版社内容情報
オリンピア競技会の古代と19世紀以降の近代スポーツの興隆とをつなぐのは近世の文化である。近世史の第一人者が独自の視点で描く…
内容説明
カール5世やフランソワ1世、ヘンリー8世らはみな、汗まみれのスポーツマンだった。近世に始まるスポーツの制度化は近代化の基本的なプロセスのひとつだった。近世を古代オリンピア競技会と19世紀以降の近代スポーツの興隆との間隙を埋める時代と位置づけ、その起源から現代にいたるまでのスポーツの発展を独自の視点で論じる。近世史の第一人者が描く圧倒的通史。スポーツと人間の数千年に及ぶ物語。
目次
序章 まず、スポーツをしないこと!
第1章 古代の競技
第2章 中世の馬上槍試合
第3章 競技のルネサンス
第4章 スポーツの発明
第5章 われわれの時代のスポーツ
第6章 エピローグ―スポーツとは何か
著者等紹介
ベーリンガー,ヴォルフガング[ベーリンガー,ヴォルフガング] [Behringer,Wolfgang]
1956年ミュンヘン生まれ。ザールラント大学教授(近世史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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