叢書・ウニベルシタス<br> 生命倫理学―自然と利害関心の間

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叢書・ウニベルシタス
生命倫理学―自然と利害関心の間

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  • サイズ B6判/ページ数 509p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588010811
  • NDC分類 461
  • Cコード C1310

出版社内容情報

自然保護・動物の殺処分・自殺・クローン・脳死・遺伝学など、技術革新や医療の進歩ともに生じる諸問題を具体的事例とともに論じる。生命倫理学は、生という現象に関わりのある道徳問題に関与する倫理学である。本書は、現在の技術革新や医療の進歩とともに生じる問題を具体的な事例において論じる。自然保護・動物の殺処分・自殺防止・クローニング・脳死・臨死介助・脳組織移植・遺伝学・幹細胞研究の領域で議論の対象となっているのはつねに、外的および内的自然に対する人間の関係に関する根本的な問いである。

目次



前書き



序文 ドイツにおける生命倫理学論争 アンドレアス・クールマン



第?部 生命倫理学の根本問題

第1章 どのような倫理学が生命倫理学として役立つのか

第2章 人格概念のジレンマ

第3章 人造人間は人間の尊厳への脅威となるか?



第?部 自然概念とエコロジー

第4章 功利主義とエコロジー倫理学──不釣り合いな結び付き?

第5章 エコロジー倫理学における機能的論証

第6章 人間的行為の尺度としての「自然」



第?部 生と死をめぐる問題

第7章 古典的功利主義の観点からみた殺害の禁止

第8章 倫理的観点からみた自殺と自殺予防

第9章 動物を殺すことは許されるのか?

第10章 脳死判定基準の擁護



第?部 医療倫理学論争

第11章 脳組織移植とニューロバイオニクス手術──人間学的および倫理的問題

第12章 クローンに関する展望

第13章 子孫の選択

第14章 医療保険制度における医療資源の配分と配給──功利主義的観点から

第15章 ES細胞研究──〈共犯〉の役割

第16章 幹細胞法──ダブルスタンダードの一例か?



ビルンバッハーの功利主義とドイツの生命・環境倫理学──監訳者あとがきに代えて



初出一覧

事項索引

人名索引

ディーター・ビルンバッハー[ビルンバッハー ディーター]
著・文・その他

加藤 泰史[カトウ ヤスシ]
監修/編集

高畑 祐人[タカハタ ユウト]
監修/編集

中澤 武[ナカザワ タケシ]
監修/編集

内容説明

自然保護・動物の殺処分・自殺防止・クローニング・脳死・臨死介助・脳組織移植・遺伝学・幹細胞研究などの領域で議論の対象となっているのはつねに、外的および内的自然に対する人間の関係に関する根本的な問いである。現在の技術革新や医療の進歩とともに生じる事例とともに、人間の生命と尊厳に関わる問題を問い直す。

目次

第1部 生命倫理学の根本問題(どのような倫理学が生命倫理学として役立つのか;人格概念のジレンマ ほか)
第2部 自然概念とエコロジー(功利主義とエコロジー倫理学―不釣り合いな結び付き?;エコロジー倫理学における機能的論証 ほか)
第3部 生と死をめぐる問題(古典的功利主義の観点からみた殺害の禁止;倫理的観点からみた自殺と自殺予防 ほか)
第4部 医療倫理学論争(脳組織移植とニューロバイオニクス手術―人間学的および倫理的問題;クローンに関する展望 ほか)

著者等紹介

ビルンバッハー,ディーター[ビルンバッハー,ディーター] [Birnbacher,Dieter]
1946年、ドルトムントの生まれる。デュッセルドルフ、ケンブリッジ、ハンブルクで哲学などを学び、1973年にハンブルク大学で哲学博士号、1988年にエッセン大学で教授資格を得た。ドルトムント工科大学教授を経て、1996年より2012年までデュッセルドルフ大学教授。現在は同大学名誉教授。応用倫理学(とくに世代間倫理、環境倫理、生命医療倫理)の分野で功利主義的立場を取り、分析哲学の手法を応用し、規範的ならびに価値論的な問題に取り組んでいる

加藤泰史[カトウヤスシ]
1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(文学)。一橋大学大学院社会学研究科教授。哲学、倫理学専攻

高畑祐人[タカハタユウト]
1961年生まれ。南山大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(文学)。名古屋大学・南山大学非常勤講師

中澤武[ナカザワタケシ]
1963年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程中退。ドイツ・トリーア大学博士(哲学Dr.phil.)。早稲田大学文学学術院・明海大学歯学部・東京薬科大学非常勤講師。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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singoito2

0
デュピュイの本に言及があり図書館から借りてザッと読み。功利主義的倫理学を標榜しており、公平性や普遍性など方法的原理を明確にする点は評価できるし、倫理学演習としても興味深いが、議論の基盤とする功利は既知のものに限られ、未知のリスクを問題にするデュピュイやヨナスの立場とは相容れない。功利とは喜びであり、古女房の洗い髪に惚れ直すように、喜びとは常に新鮮な発見と驚愕を含んでいることをと知る僕としてもちょっとズレがある。なお、ちょっと編集者の顔を見たいと思うくらい、酷い誤植の嵐。2021/05/04

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