叢書・ウニベルシタス<br> 中世の戦争と修道院文化の形成

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叢書・ウニベルシタス
中世の戦争と修道院文化の形成

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  • サイズ B6判/ページ数 358,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588010095
  • NDC分類 198.25
  • Cコード C1322

内容説明

修道院における「キリストの戦士」とは何か。古代から中世盛期まで、広範な文献における言葉と表現の変遷をあとづけ、「祈る人と戦う人」という二項対立的発想の問題性を指摘し、現代にまで続く両者の関係に新たな視点を提示する。

目次

第1章 聖書と典礼文に見る戦争との遭遇
第2章 修道士と戦士―その境界をめぐって
第3章 精神的な戦争―一二〇〇年頃までのあるコンセプトの歴史
第4章 修道院のテキストに見る軍事的イメージ
第5章 精神的模範としての戦士
結論
付録 鎧を着た人―一〇五〇~一二五〇年頃

著者等紹介

スミス,キャサリン・アレン[スミス,キャサリンアレン] [Smith,Katherine Allen]
1977年に生まれる。ニューヨーク大学でヨーロッパ中世史を学んだ。現在、ピュージェット・サウンド大学(アメリカ、ワシントン州)史学科准教授である。中世および近代初期の、特に宗教、教会、修道院、女性とジェンダー、十字軍に関連する研究・著作活動を活発に行い、中世史・教会史で著名なSpeculum、Church History、The Journal of Historyなどに寄稿している。最近のテーマは中世盛期の十字軍運動における修道院の内と外の聖職者の関係、修道院での様々な様式が後世に残した死の観念、埋葬方法などである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chacha子

17
戦争とは対極にあるはずの修道院は、アイデンティティの根元に軍事的レトリックを有していた。世俗的なものへの過度な欲求や煩悩との闘いのただなかにいる修道士は、それを実際の戦争になぞらえていたのだ。著者は聖書に散見される暴力描写と、修道院に魂の救いを委ねていた武器携帯者のパトロン、敬虔な戦士であった改心者の苦悩へ言及しながら、聖なるものと世俗のものの間に起こる相互作用について解明していく。専門知識がなくても読めるが、レーベルが叢書・ウニベルシタスだけあって難解で読み進めにくい。2015/09/30

ラウリスタ~

10
人を殺す兵士と、神に祈る修道士とは、基本的には相容れないものである。しかし、西暦1000年頃から、十字軍とともに、両者が接近し始める。物質的に神のために戦う兵士と、後方で精神上の戦いを繰り広げる修道士たち。兵士から改心した修道士たちは、武具を置くことでその決意を示したが、同時に剣は聖遺物ともなる。軟弱な弱虫ではなく、剛毅さ力強さをそれら改心修道士たちから取り入れる修道院。聖書に頻出する戦争の物語を、修道院内での悪との戦いのアレゴリーとして読むこと。修道院は文字どおりの戦場だった。データの羅列に堕す傾向あり2015/03/23

fantamys

2
修道院/士と相反する関係に見られがちな軍事的なイメージが、むしろそのレトリックや精神的あり方において重なり合わされてることを明らかにする。2024/06/30

じろ

1
修道士が書き残した言葉は、戦争に関する語彙を多く含む。彼らは自らを「精神的な戦士」と見なし、修道院は悪魔の軍勢に取り囲まれた城だという。更には、修道士は天国の門を攻略する戦士である! とか……なぜ彼らの語彙にそんな「軍事的レトリック」が多く含まれるのかというと、彼らがそもそも騎士階級の出身であった事、世俗権力との関係、旧約聖書の戦争描写、旧約を新約の予型として解釈するキリスト教の心性、戦闘経験のある修道士がいたことなどが原因という。本書はその「軍事的レトリック」と「精神的な戦士」についての書である。2014/05/25

hajimemasite

0
ちょっとお高いから図書館で済ませよ~っと思ったけど、ちゃんと買って本腰入れて読まないとダメそうですね…表題の通り、祈る人と戦う人が如何にして、共犯関係とでもいうべき世界観を構築するに至ったか、というお話。まずは中世は現代とは違う価値観、世界観で動いているので、そこの認識のすり合わせを、若干論の飛躍は感じつつも行って、そこから如何にして共生関係を作っていったか、そして、そこにおける修道院文化の役割は、みたいなのが述べてあるのだが……ちょっと一度読んだだけでは理解が足りない部分が多々あるかな~…2024/07/15

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