叢書・ウニベルシタス<br> ティリッヒとフランクフルト学派―亡命・神学・政治

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叢書・ウニベルシタス
ティリッヒとフランクフルト学派―亡命・神学・政治

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  • サイズ B6判/ページ数 293,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588010057
  • NDC分類 191
  • Cコード C1310

内容説明

フランクフルト学派の成立には、神学者パウル・ティリッヒが多大な寄与を果たしていた。社会研究所の創設からアメリカ亡命後まで、ティリッヒと深い交流を続けた亡命知識人たち―アドルノやホルクハイマー、ブロッホ、フロム、マルクーゼなど―の大戦期・冷戦期の人間群像と、その思想的連帯や政治的対立を、貴重な新資料から浮き彫りにする。アドルノらの未邦訳テクストや書簡も収録。

目次

序章 パウル・ティリッヒとフランクフルト学派という主題をめぐって(フランクフルトの「ティリッヒ・クライス」;フランクフルト大学と社会研究所 ほか)
第1章 マックス・ホルクハイマーとティリッヒ(対話のなかのパウル・ティリッヒとマックス・ホルクハイマー―これまで未公刊だった三つのテクスト(一九四二/四五)
神学の最後の足跡―パウル・ティリッヒの遺産)
第2章 テオドール・ヴィーゼングルント・アドルノとパウル・ティリッヒ(資料翻訳1アドルノ博士の“教授資格申請”論文「キルケゴール―美的なものの構築」についての所見;資料翻訳2テオドール・W・アドルノによるパウル・ティリッヒ批判 ほか)
第3章 エーリヒ・フロムとパウル・ティリッヒ(フランクフルト時代以前のフロムとティリッヒ;フランクフルト時代のフロムとティリッヒ ほか)
第4章 ヘルベルト・マルクーゼとパウル・ティリッヒ(亡命後のティリッヒとマルクーゼ;ティリッヒとマルクーゼの往復書簡)

著者等紹介

深井智朗[フカイトモアキ] [Graf,Friedrich Wilhelm]
1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部博士課程修了。Dr.Phil.(アウクスブルク大学)、博士(文学)(京都大学)。現在、金城学院大学人間科学部教授

グラーフ,フリードリヒ・ヴィルヘルム[グラーフ,フリードリヒヴィルヘルム] [Christophersen,Alf]
1948年生。ヴッパータール、チュービンゲン、ミュンヒェンで神学・哲学・歴史学を学ぶ。アウクスブルク大学哲学・社会学部教授、ハンブルク防衛大学教授を経て、ミュンヒェン大学プロテスタント神学部倫理学教授。1999年にライプニッツ賞受賞

クリストファーセン,アルフ[クリストファーセン,アルフ] [Sturm,Erdmann]
1968年生。ミュンヒェンで歴史学・聖書学・神学を学ぶ。2000年以降ミュンヒェン大学でグラーフの助手。2011年からヴィッテンベルクのプロテスタント・アカデミー学芸員。2008年にバイエルン・アカデミーのマックス・ヴェーバー賞受賞

シュトルム,エルトマン[シュトルム,エルトマン]
1937年生。ミュンスター、ボン、ハイデルベルクで哲学・教育学・神学を学ぶ。1984年から2002年までミュンスター大学の神学と宗教教育の教授。ドイツ・パウル・ティリッヒ協会理事

竹渕香織[タケブチカオリ]
聖学院大学人間福祉学部こども心理学科助教、聖学院大学学生相談室室長補佐・カウンセラー。自由学園最高学部非常勤講師。臨床心理士、臨床発達心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ラウリスタ~

7
フランクフルト、1930年ごろ、社会学研究所というフランクフルト大学と関わりのある機関に、多くの思想家が集結していた。その中心であったティリッヒという神学者・哲学者と周辺のアドルノ、ホルクハイマー、フロム、マルクーゼらとの関連を扱った本。ナチスの台頭によって各々亡命し、ニューヨークで再結成されるこの研究所。ヨーロッパ的知の精髄が、アメリカへと、受け入れられる形に変化しながら流出して行く様子。未知の分野だったが、十分な説明がなされており読みやすかった。2015/03/04

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