出版社内容情報
哲学者の多彩な交友関係や著作のやりとり、日常生活の消息、そして激動の時代の国際情勢をめぐる政治的思索までをつぶさに伝える書簡集の続巻(全3巻)。第一次世界大戦の勃発から、1917年と18年の二度にわたるアメリカ旅行時の講演メモや日誌、国際連盟の知的協力国際委員会で委員長に選出されての公的活動なども含め、政治に参与する知識人としての動向を明らかにする貴重なドキュメント。
内容説明
哲学者は時局にどう処したか。第一次世界大戦の勃発から、1917年と18年の二度にわたるアメリカ旅行時の講演メモや日誌、国際連盟の知的協力国際委員会で委員長に選出されての公的活動なども含め、危機の政治に参与する知識人としての「政治的ベルクソン」の動向を明らかにする貴重なドキュメント。待望の『書簡集』続巻(全3巻)。
目次
書簡 一九一四年‐一九二四年
著者等紹介
ベルクソン,アンリ[ベルクソン,アンリ] [Bergson,Henri]
1859‐1941。パリ生まれ。フランスの哲学者。コラージュ・ド・フランス教授(1900)。アカデミー・フランセーズ会員(1914)。ノーベル文学賞(1927)
松井久[マツイヒサシ]
1972年生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻後期博士課程満期退学。パリ・ナンテール大学にて博士号取得(哲学)。法政大学、学習院大学、慶應大学、千葉工業大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。