叢書・ウニベルシタス
社会の社会〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 p887/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588009228
  • NDC分類 361
  • Cコード C1336

内容説明

あらゆる出来事が構造的に決定されているさまを描く、20世紀社会学を総括する試み。

目次

第4章 分化(システム分化;システム分化の諸形式;包摂と排除;環節分化;中心と周辺 ほか)
第5章 自己記述(全体社会の到達可能性;主体でも客体でもなく;自己観察と自己記述;ヨーロッパ旧来のゼマンティク(1)―存在論
ヨーロッパ旧来のゼマンティク(2)―全体と部分 ほか)

著者等紹介

ルーマン,ニクラス[ルーマン,ニクラス][Luhmann,Niklas]
1927年ドイツのリューネブルクに生まれる。1968‐1993年ビーレフェルト大学社会学部教授。70年代初頭にはハーバーマスとの論争により名を高め、80年代以降「オートポイエーシス」概念を軸とし、ドイツ・ロマン派の知的遺産やポスト構造主義なども視野に収めつつ、新たな社会システム理論の構築を試みた。90年前後よりこの理論を用いて現代社会を形成する諸機能システムの分析を試み、その対象は経済、法、政治、宗教、科学、芸術、教育、社会運動、家族などにまで及んだ。1998年没

馬場靖雄[ババヤスオ]
1957年、新潟県生まれ。1988年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、大東文化大学経済学部教授

赤堀三郎[アカホリサブロウ]
1971年、宮城県生まれ。2003年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、東京女子大学現代教養学部准教授

菅原謙[スガワラケン]
1964年、宮城県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。現在、中央大学法学部・武蔵大学社会学部・江戸川大学社会学部非常勤講師

高橋徹[タカハシトオル]
1970年、宮城県生まれ。1999年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、札幌学院大学社会情報学部准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぷほは

3
最終的には社会は社会自身をどのように観察し記述できるかという論点にいたり、タイトルの意味を回収する。機能分化の論点では顔をほぼ出さなかったマスメディアがやおらここに来て登場し、自己観察という論点から暴力的に呼び出されている。事象的には量の増減、時間的にはジャストインタイムを、社会的にはコンフリクトを選択する情報知としてマスメディアがプロテストとのカップリングで生み出した典型がエコロジーだというのは上手い整理だと思ったが、これが「全体社会」を表象・記述する上で過去のものとどのように異なるのかはよく分からん。2017/11/03

ゆうき

1
機能分化し中心も頂点も消失したのが近代社会そのもだ。複雑化し流動化して明確な輪郭を失った社会は社会秩序ではなくコミュニケーションの作動が社会を他の諸作動と円環的に接続される。その結果、あらゆる出来事は他の様々な出来事と関係の中で「構造的に決定された」ものとして現れてくる。つまり事実の本性ではなくコミュニケーションを起点にして社会が稼働される。ルーマン社会学の集大成であり完結編。2012/07/14

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