出版社内容情報
東西の文献を渉猟しつつ法システムの細部を穿ち,法とその外部との間に潜む矛盾を暴く。法・人間・社会の関係を再確立する試み。
内容説明
法‐人間‐社会をつなぐ回路を再確立する、オートポイエーシス理論の新たな展開。
目次
第7章 法システムにおける裁判の位置
第8章 法的論証
第9章 政治と法
第10章 構造的カップリング
第11章 法システムの自己記述
第12章 社会とその法
著者等紹介
ルーマン,ニクラス[ルーマン,ニクラス][Luhmann,Niklas]
1927年ドイツのリューネブルクに生まれる。1968‐1993年ビーレフェルト大学社会学部教授。70年代初頭にはハーバーマスとの論争により名を高め、80年代以降「オートポイエーシス」概念を軸とし、ドイツ・ロマン派の知的遺産やポスト構造主義なども視野に収めつつ新たな社会システム理論の構築を試みる。90年前後よりこの理論を用いて現代社会を形成する諸機能システムの分析を試み、その対象は経済、法、政治、宗教、科学、芸術、教育、社会運動、家族などにまで及んだ
馬場靖雄[ババヤスオ]
1957年、新潟県生まれ。1988年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、大東文化大学経済学部教授
上村隆広[ウエムラタカヒロ]
1964年、岡山県生まれ。1991年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、府立大阪女子大学人文社会学部助教授
江口厚仁[エグチアツヒト]
1959年、福岡県生まれ。1990年、九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在、九州大学大学院法学研究院教授
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感想・レビュー
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