出版社内容情報
憶測と伝説を徹底的に排して,謎にみちた作家の家族関係,文壇と友人,たび重なる牢獄生活と生涯解消されなかった窮乏生活の実態に迫る。ゴンクール賞受賞図書。
内容説明
憶測や伝説を徹底的に排して、謎に包まれた天才の人と作品に迫るセルバンテス研究の第一人者による決定版。ゴンクール賞受賞(伝記文学部門)。
目次
第1章 世界への目覚め―1547‐1569
第2章 歴史との遭遇―1569‐1580
第3章 不確かな恋愛―1580‐1587
第4章 アンダルシアの迷路―1587‐1601
第5章 才知あふれる郷士―1601‐1606
第6章 作家という職業―1607‐1614
第7章 一つの生から別の生へ―1614‐1616
著者等紹介
カナヴァジオ,ジャン[Canavaggio,Jean]
1936年に生まれる。エコール・ノルマル・シュペリュール卒業。カサ・デ・ベラスケス会員。ソルボンヌ大学助手、カン大学教授を経て、1991年より、パリ大学ナンテール第10校教授。1996年より、ベラスケス会館館長を兼務、ゴンクール賞(伝記文学部門)を受賞した『セルバンテス』(1986)をはじめ、『劇作家セルバンテス―生成する一つの演劇』(1977)など、著書・共著・論文多数がある
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感想・レビュー
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