叢書・ウニベルシタス<br> 労働社会の終焉―経済学に挑む政治哲学

叢書・ウニベルシタス
労働社会の終焉―経済学に挑む政治哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 378,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588006760
  • NDC分類 366
  • Cコード C1336

出版社内容情報

労働中心社会と表裏一体をなす〈経済学〉の優越と〈政治学〉の後退を批判し,労働に代る社会的絆を構築するための政治学を提唱する。脱労働社会への展望を示す。

内容説明

労働観の変遷を辿りつつ労働が近代社会の歴史的カテゴリーにすぎないことを論証するとともに、労働中心社会と表裏一体をなす“経済学”の優越と“政治学”の後退を批判し、労働に代る社会的絆を構築するための政治学の復権を提唱する。

目次

第1章 労働社会の今日的パラドクス
第2章 労働が発明される以前の社会
第3章 労働の発明―第一幕
第4章 人間の本質としての労働―第二幕
第5章 労働の解放から完全雇用へ―第三幕
第6章 労働解放のユートピア
第7章 労働は社会的きずなか?
第8章 経済学批判
第9章 政治学の復権―契約主義からの脱出
第10章 労働を魔術から解放する

著者等紹介

メーダ,ドミニク[M´eda,Dominique]
1962年生まれ。今日のフランスで最も注目されている政治哲学者のひとり。高等師範学校と国立行政学院を卒業後、パリ政経学院の教授を経て、現在、労働・社会問題大臣付属の研究・調査・統計にかんする推進指導委員会(DARES)の責任者として政府の社会政策作成に影響を与える要職にある。公的空間や社会的絆を確保するための<政治学>を復権させる立場から、グローバリゼーションやフランスの社会政策・雇用政策に対して興味深い提言を行なっている。本書(1995)のほか、『社会政策』(1993,共著)、『ワークシェアリング』(1997、編著)、『労働―将来の革命』(1997,共著)、『豊かさとは何か』(1999)などがる
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルンブマ

2
ここで語られる労働観と、自閉症患者の創作=労働?論がつなげられるような感じがした。2022/04/08

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