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出版社内容情報
論文によって論文を超克する刺激的な試み。ブロッホ,フロイト,ビュトール,ミシュレ,パスカル,孫子らの多彩な思想を紡いで異教という織布(論文)を導き出す。
内容説明
論文によって論文を超克する刺激的な試み。“理論あるいは批評のジャンルへの告別”を縦糸に、ブロッホ、ビュトール、フロイト、ミシュレ、パスカル、孫子ら多彩な横糸を用いて異教(多神教)という織布(論文)が導き出される。
目次
第1章 理論における無感動
第2章 記号神学におけるユーモア
第3章 神‐政治学における逆ねじ
第4章 文学における逃げ
第5章 デカダンスの時代における策略
第6章 革命における無意味
第7章 メタ言語における女性性
第8章 無作法についての論考
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どらがあんこ
10
限りなくズレを生み出す読み方なのかなと。固有名詞上の移動。ニーチェを読んでみよう。2019/05/23
★★★★★
1
「大きな物語の終焉」として絶対的な権威が失われていくポストモダンの状況下、かつての大きな物語の周縁にうごめく異教的なもの。という解釈であっているのだろうか。それにしても読みにくいなぁ。。。2009/01/15
こんな本を読んだよ
0
第二章は、ポール・ロワイヤルとパスカルについて。ここ数日、ラシーヌを集中的に読んだから、この論文が僕に近づいてきたのは必然。2012/01/08