出版社内容情報
川,山,家,橋,墓地など地勢図(トポグラフィー)に関わる用語が小説や詩,哲学テキストの中で果たす意味機能をディケンズ,テニスン,デリダらから多様に考察。
内容説明
“地勢図(topography)”の概念からハイデガー、ハーディ、ディケンズ、テニスン、ニーチェ、フォークナー、デリダらを読み解く脱構築批評の集大成。
目次
第1章 哲学、文学、地勢図―ハイデガーとハーディ
第2章 顔に顔―プラトンにおける顔、場所、倫理
第3章 文学における法律制定―クライスト
第4章 サム・ウェラーのヴァレンタイン・カード―ディケンズ
第5章 時間の地勢図―テニスンの涙
第6章 命名、行為、配置―ホプキンズ
第7章 バーゼルのニーチェ―『ツァラトゥストラはこう語った』の中での変わりゆく場所
第8章 イデオロギーと地勢図―フォークナー
第9章 滑ること飛び越すこと横切ること―ハイデガー
第10章 地勢図の倫理学―スティーヴンズ
第11章 デリダの地勢図
第12章 境界越え、翻訳理論―ルツ
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