出版社内容情報
ラカンをフロイトの鏡像と見る従来の一般的解釈を排し,ヘーゲル = コジェーヴの座標軸とフロイトの座標軸からなる読解のグラフによって,そのテクストを解析する。
内容説明
ヘーゲル=コジェーヴの座標軸とフロイトの座標軸からなる読解のグラフによって、ラカンのテクストを哲学的に解析する。
目次
第1章 犯罪と徴罰
第2章 化身〔立像〕の人間
第3章 鏡の彼方へ
第4章 真実を如何に語るか?
第5章 言葉で何もしない〔無を遂行する〕にはどうするか
第6章 言語学もどき(Linguisteries)
第7章 尻尾を捕まえられた欲望