出版社内容情報
大学の危機という認識にもとづき,大学の本質と目的,研究・教育活動を支える基本的原理,大学の社会的機能と現実…などの諸問題をマクロな視点から具体的に考察。
内容説明
研究と教育、学部と大学院、大学と社会、図書館や大学出版局など…大学はどうあるべきかについての堅実かつ真摯な提言。
目次
ジョン・ヘンリー・ニューマンとの対話
大学に吹き荒れる嵐―危機に瀕する大学
ものごとを第一原理にまでつきつめて
自己目的としての知識か
至高の知性とその徳性
諸科学という名門一族の大邸宅
大学の任務
研究による知識の進歩
教育による知識の拡大
知識と職業的技能との関連〔ほか〕