叢書・ウニベルシタス
シンボルとしての樹木―ボッスを例として

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588004179
  • NDC分類 701
  • Cコード C1371

出版社内容情報

ヒエロニムス・ボッスの絵に描かれた樹木象徴の解釈を経糸に,民俗や信仰におけるそれを緯糸に展開する「夢みられた樹」の世界。非聖化の時代の再聖化に資する。

内容説明

ヒエロニムス・ボッスの作品を例に、象徴の狩人・ルルカーが描く夢みられた樹々の世界

目次

第1章 ヒエロニムス・ボッスの生涯と作品
第2章 元型としての樹木
第3章 心理的投影としての樹のスケッチ
第4章 芸術的造形
第5章 聖なる風景
第6章 楽園の樹木
第7章 樹木の属徴
第8章 枝・棒・十字架
第9章 樹木と人間
夢みられた樹

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

∃.狂茶党

6
本書は、博物学的に神話や絵画などでの、樹木が持つ力・象徴のようなものを探っていく。 とめどなく世界中を走破する作者の好奇心は、一応の終わりの言葉でも、まだ半ばであるように思える。 夢を見る機械が紡ぎ出す、樹木の象徴は、枝葉を茂らせ根を伸ばし、時に花を咲かせ実ををつける。 作者は、ユング的な世界に傾倒しているようです。 陽根云々は、煩雑なので避けたのかな。 蛇は背骨ってイメージはよかった。 神経叢もまた樹木である。 2022/03/14

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