出版社内容情報
イギリス分析哲学における二大潮流を考察・検証しつつリクールの解釈学的現象学とハーバマスの批判的社会理論との総合化を図り,独自の社会理論の構築を目指す。
内容説明
イギリス分析哲学の二大潮流をなす論理実証主義と日常言語哲学の分析・検証に基づき、リクールの解釈学的現象学とハーバマスの批判的社会理論とを、両者に通底する言語論を媒介項として統合化を図り、独自の社会理論〈批判的解釈学〉の構築を企てる野心的試み。
目次
第1部 主題の解説(ルートウィヒ・ウィトゲンンシュタインと日常言語哲学;ポール・リクールと解釈学的現象学;ユルゲン・ハーバマスと批判的社会理論)
第2部 建設的批評(行為分析の諸問題;社会科学方法論の諸問題;指示と真理論の諸問題)
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