出版社内容情報
環境保護，政治倫理，医療倫理，遺伝子操作，人体実験等，現代世界の諸問題にかかわる規範倫理を総合的に考察し，実践的思考のための倫理 - 哲学的基礎を構築する。
内容説明
環境保護、医療倫理、遺伝子操作、人体実験、政治・経済倫理など、現代世界が直面する諸問題を具体的に考察し、それら実践的課題に対処する個人と集団の倫理的規範を体系的に基礎づける試み。〈戦略としての人間性〉の立場から、実践哲学の根本問題を提示する。
目次
序論 時代に即した倫理学の哲学的課題
第１部 哲学的基礎（人間行為の地平としての倫理；道徳原理への問い）
第２部 個人倫理と政治倫理（責任ある教育目標としての根本価値；政治的人間性の原理としての人権；経済体制と正義；国家課題としての環境保護；民主制に抵抗権は存在するか）
第３部 生命医学倫理、科学倫理（生命医学倫理への序論；遺伝子操作の諸問題；医療倫理に関する断章；社会科学における実験―社会心理学の場合；科学化された世界における大学）
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- 和書
- 坂本龍馬検定
