叢書・ウニベルシタス<br> 物の地獄―ルネ・ジラールと経済の論理

叢書・ウニベルシタス
物の地獄―ルネ・ジラールと経済の論理

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784588002885
  • NDC分類 331
  • Cコード C1338

出版社内容情報

経済に基づく諸秩序・価値・思想に支配された近代社会の性質・特殊性を概観し,人間の科学の核としての宗教・神話そして神々不在の脱聖化社会の構造を解き明かす。

内容説明

ジラールの文化理論《三角形的欲望理論》に依拠しつつ、近代社会の性質と特殊性およびその概念を検証する。経済に基づく諸秩序・価値・思想に支配された近代世界を概観し、人間科学の核としての宗教・神話そして神々不在の《脱聖化》社会の構造を解き明かす。

目次

1 記号と羨望(近代経済あるいは万人の万人にたいする戦い;見られるかあるいは見られないか〈見るかあるいは見られるか〉;模倣の欲望のさまざまな姿;自由の論理、愛の論理)
2 稀少性のアンビヴァランス(稀少性と暴力;稀少性と共同体;模倣による危機;稀少性と模倣による危機;暴力と経済;自由主義の伝統;社会的制度化)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

sayan

25
1979年、石油危機と「成長の限界」論が席巻する時代に物と欲望の関係をジラールの模倣理論で読替を企図した本書。著者の一人デュムシェルは「資源が足りないから争いが起きる」という常識を疑い、人は対象ではなく他者が欲する事実から物の価値を学ぶ=争いが希少性を生むのであってその逆ではない=反転を提示。希少性は社会が競争と衝突の管理を目的にした制度設計。しかし短期的には水・空気・環境等、人の生存条件が希少化した結果、人の移動と排除が連鎖=椅子取りゲーム。かつての常識が実は正しかった?本書の疑いを疑うその点を今問う。2026/01/01

tamioar

0
若き日のデュピュイ。2020/06/06

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