出版社内容情報
エリアーデ,カイヨワ,ベケット,ボルヘス等々,同時代人たちの肖像。その生身の風貌を友情と愛惜をこめて語りつつ〈窮極的なるものへの情熱〉への共感をつづる。
内容説明
ヴァレリー、マルセル、エリアーデ、カイヨワ、ベケット、ミショー、ボルヘス、等々、同時代の思想家・芸術家たちの肖像。出会いと交流、そして彼らの生身の風貌を深い友情と愛惜をこめて語りつつ〈窮極的なるものへの情熱〉と〈運命への愛〉への共感をつづる。
目次
ポール・ヴァレリー―完璧の災い
ガブリエル・マルセル―ある哲学者の肖像
ベケット―何度かに出会い
サン・ジョン・ペルス
ミルチア・エリアーデ
カイヨワ―鉱物の魅惑
ミショー―窮極的なるものへの情熱
パンジャマン・フォンダーヌ―ローラン街六番地
ボルヘス―フェルナンド・サヴァテルへの手紙
マリーア・ザンブラーノ―決定的現存
ヴァイニンガー―ジャック・ル・リデールへの手紙
フィッツジェラルド―一アメリカ人作家のパスカル的経験
グイード・チェロネッティ―肉体の地獄
この世の女ならず…
告白摘録
旧著再読