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出版社内容情報
批判期のカント哲学を解体,再構築し,生成変化のデュオニソス的世界を開く。スピノザ,ニーチェ,ベルクソンへの批判とともにドゥルーズ哲学の逆説的体系をなす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
D.Okada
6
ドゥルーズの本は初めてである。副題にある「諸能力の理説」の中心テーゼは「本性上、互いに異なる理性の諸関心が存在する」ということ、これらの諸関心が「有機的で階層化された体系」をなし、「この体系は理性的存在の書目的の体系でもある」—この訳者のあとがきに尽きる。第一章、第二章にある〈共通感官〉の箇所は、興味深かった。2010/08/16
オットゥス
0
ベルクソニズムよりも比較的読みやすかった。120頁ほどの薄さに三批判書のエッセンスが詰め込まれているのに、内容は厚い。認識能力、欲求能力、快・不快の感情の3つの能力と、悟性、理性、想像力の3つの能力とのそれぞの関係を三批判書に即して見事に論じている。訳者あとがきを読んで思ったのだが、これはドゥルーズが日本に受容される前に訳されたものかな?ドゥルーズに関する言及はなく、本書におけるカント哲学について書かれている。2026/07/01




