内容説明
司法書士試験の商法の出題傾向は会社法からの出題が中心である。会社法を制することが合格の突破口である。商法は企業に関する生活関係を律する法であり、しかも企業の中でも会社が活動の中心をなしていること、そしてこれを反映して条文数も会社にかかわる規定が一番多いが、司法書士試験の出題傾向はこういった商法の規制内容や傾向を直接的に反映したものであり、オーソドックスな試験であるということになる。本書は会社法に関する説明を中心に構成し、出題の比重としては二~三割を占める商法総則、商行為法に関する説明を加え、出題分野や傾向に適合的に編集してある。読者が本書を読み進めることによって、意識するしないにかかわらず商法の勉学したがって受験対策に適った勉強ができるように構成してある。
目次
第1編 商法総則(商法;商法の中心概念―商人と商行為 ほか)
第2編 会社法(総論;株式会社 ほか)
第3編 商行為法(商行為の通則;商事売買 ほか)
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