内容説明
本書には、憲法の重要論点について言及し、憲法の教科書や参考書等で頻繁に引用、紹介され、憲法を理解するうえで不可欠と思われる重要判例を採録している。また、憲法判例の分野では、1980年代末以降、いくつかの論点について新しい考え方を示す判例も出はじめており、そのような最新の判例もできるだけ多く採録するように努めた。第2版では、新たに20件の判例を増補し、3件の判例を新判例に差し替えるとともに、それ以外の判例についてもその後の展開をふまえて「解説」の項に必要な加筆・修正を施した。
目次
1 前文
2 天皇
3 戦争の放棄
4 国民の権利義務
5 国会
6 内閣
7 裁判所
8 財政
9 地方自治
10 国法の諸形式
著者等紹介
右崎正博[ウサキマサヒロ]
1946年静岡県に生まれる。現在、独協大学法科大学院教授(憲法)
浦田一郎[ウラタイチロウ]
1946年大阪府に生まれる。現在、一橋大学大学院法学研究科教授(憲法)
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