内容説明
本書は、借地・借家法の改正点だけではなく、通常生じうる借地・借家関係の問題点を90項目取り上げ、わかり易く、やさしく解説。定期借地権設定契約書などの契約書、各種請求書・通知書などの書式が大切と思われるものについては文例を、権利金・敷金・立退料、更新料など金額が重要と思われるものについては相場を、それぞれ掲げ参考に供した。また、それに本書では、権利金・更新料・承諾料・立退料などの授受、借地権の譲渡(相続を含む)、定期借地権の設定などが行われた場合の「借地・借家に関する課税関係」と、阪神・淡路大震災を経験に「震災時の借地借家関係」の概要等について解説を試みている。
目次
1 借地
2 定期借地
3 借家
4 定期借家
5 借地借家の課税関係
著者等紹介
小野幸二[オノコウジ]
現在、大東文化大学法学部教授。東京家庭裁判所調停委員、その他、日本大学・明治大学、税務大学校兼任講師
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