目次
１ 憲法の歴史と原理（国家とは何か―そのつかまえ方；法とその分類―憲法はどんな位置にあるか；憲法の分類と憲法の特質―刑法と比べてみたら ほか）
２ 人権の保障（個人の尊重―かけがえのない個人；人権と「公共の福祉」―バランス感覚を大切に；人権の分類―人権にもいろいろな種類がある ほか）
３ 憲法政治のしくみと作用（三権分立―統治機構の基本原理；選挙制度―いろいろな制度がありうる；選挙運動規制―あれもだめ、これもだめ ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
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本書は表題どおり”やさしい憲法のはなし”で可能か限り分かりやすく容易に理解できるように配慮し執筆されている。今さら人には聞くことのできない基本中の基本まで解説されている。憲法や法律と聞くと六法全書・小六法をイメージしてしまい、ただでさえ難しい要文を、さらに小難しい難解な文章で構成された書物を本書では理解しやすい（概要だけだが）文章に仕上げている。また、本書の最大の特徴は現憲法に対しての問題点を提起していることだ。2017/03/24
