内容説明
本書では、特許を取得するまでの一連の手続をまず説明し、次いで、明細書及び特許請求の範囲を作成する究極の目的である侵害訴訟の場面で、明細書及び特許請求の範囲が具体的にどのように扱われることになるのかを、過去の事件を例に考察し、最後に、斯かる考慮の下に、特許要件(記載内容を含む)及び具体的な明細書及び特許請求の範囲の作成の仕方を説明した。また、本書では、世界に通用する内容の明細書を作成するという立場で説明している。
目次
1 序
2 出願から特許権満了までの流れ
3 特許出願の目的
4 特許権の効力
5 特許発明の技術的範囲
6 特許要件
7 明細書の記載に関する特許要件
8 いろいろな発明
9 明細書の具体的作成方法
著者等紹介
室伏良信[ムロフシヨシノブ]
1956年生れ。1980年東京大学薬学部薬学科卒業。1982年東京大学大学院薬学部薬学科修士課程修了。1988年弁理士試験合格。1989年東京大学大学院薬学部薬学科博士号取得。現在、弁理士
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