内容説明
ＪＲ化後の新しい日本の鉄道の姿を、魅力ある写真と興味深い記事で追う。
目次
ＪＲグループとして再発足した日本国有鉄道
新幹線輸送
寝台特急列車
特急列車
主要都市圏での列車増発
大都市周辺大量輸送
地方交通線の輸送改善
イベント列車（ジョイフルトレイン）
起死回生を目指す貨物輸送
車といっしょ、「カートレイン」
転換すすむ地方交通線
大都市圏高速輸送を担う大手私鉄
地域に密着した私鉄
都市交通の足、地下鉄輸送
豪華さとサービスを誇る私鉄特急
あっと驚くユニーク列車
軽快輸送で見直される路面電車
開発すすむ新都市交通システム
世紀の大工事、相次いで完成へ
さらにスピードを求めて
超高速鉄道の実現にむけて
情報化時代と鉄道
鉄道車両保存へむけて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
5
国鉄からJRになり、各社地域のニーズに密着した車両がより一層求められるようになった。一方で、赤字ローカル線問題は深刻であった。しかし、JRになりこの本が出た時代は好景気もあり、ローカル線は第３セクターに移管し、今のように各社各路線自力維持そのものが問われてる時代でもなく、JRになったことで国鉄から脱却して明るい鉄道の未来の夢が見れた時代でもあった。しかし、カートレイン、MOTOトレイン、ピギーパック輸送などは長続きせず、短命に終わったことも忘れてはならない。2020/10/07
