内容説明
おばちゃん系、ちょいワル系、インテリ系、いやし系…!“千魚千色”、73種の魚の真正面顔がズラリ。
目次
ときにやさしく、でもやっぱりたくましい“おばちゃん系”
かわいさ、可憐さに魅せられる“チャーミング系”
よく見れば、味わいがある顔“おやじ系”
見た目どおりなのか、見た目で損しているのか“ちょいワル系”
世間を見る目に知性を感じる“インテリ系”
ボーッとしているようで、じつは…“ぼんやり系”
ゆったり、のんびりの時が流れる“いやし系”
いつでも、みんないっしょです“集団系”
いったいこりゃなんだ?の海の仲間たち“なにもの系”
著者等紹介
伊藤勝敏[イトウカツトシ]
大阪生まれ。植木、盆栽、街路樹などを紹介する業界誌の出版社に勤めていたとき、たまたま海藻の写真を撮るため、丹後半島の海に潜ったところ、その生物の多彩な姿と幻想的な海中世界に魅せられ、海中写真に取り組む。現在、東伊豆に拠点を置き、人社会から出る廃物を利用して暮らす海の生き物のルポルタージュをし、これも一つの生き方と思い、撮影を続けその姿を2010年に『どっこい生きてる、ゴミの中』にまとめた。1988年アニマ賞(平凡社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むぎじる
34
表紙にある通り、魚の顔(ウオヅラ)を正面から撮ったこだわりの写真集。望遠レンズが使えない海中で、限界まで近づきながらとても美しい&面白い写真を撮り、手に取った私を楽しませてくださる。その努力と根性に感謝したくなった。オグロメジロザメの撮影時、鎧のスーツをつけ両脇に棒を持ったガードマンをつけて挑んだ話や、弟子の鍵井さんとの対談も楽しい。ハンドブックサイズというお手軽さでいいのだろうか?とうなってしまうような、素敵な写真集。2016/08/05
姫川 涼@パセリの子
5
ウツボとかカサゴとか、ゴツい魚ほど可愛いっていう不思議! 堅い辞典タイプの読み物じゃなくて、かといってあまり子供寄りじゃない、そんな感じのものが読みたかったので満足です。2014/03/31
しの
0
魚にも表情があるんですね! 魚を愛する人が撮った写真は、どれも魅力的でした!2011/05/03
Noriko S
0
来年の目標になりそう。正面顔をとるって本当に難しい。 面白おかしいお魚の正面顔、実は表情あって興味深い。意識して撮っていこう! 2020/12/13