核抑止の理論と歴史 - 核の傘の信頼性を焦点に

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  • サイズ A5判/ページ数 772p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585330004
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C3031

感想・レビュー

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BLACK無糖好き

19
核抑止に関する包括的な文献。世界の各核保有国の核保有に至った歴史とその背景、核関連技術の発展と拡散の歴史、ミサイル防衛システムの効果と限界などの分析。抑止概念の基礎から拡大抑止概念の変遷の過程を辿り、拡大抑止の信頼性を歴史的事実と理論的分析に基いて検証。注目したのは、日本の核開発についてNPT体制下でも同条約第九条三項に基づき「核兵器国」の地位を要求できるらしい(日本が大戦末に核実験に成功していたとの条件がつくが)。何れにしても、日本の核保有を促す著者の主張は議論が分かれるところではあろう。2022/11/04

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