アジア遊学<br> 天文文化学の視点―星を軸に文化を語る

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天文文化学の視点―星を軸に文化を語る

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585325420
  • NDC分類 440.2
  • Cコード C1344

内容説明

天文現象は古代より人々の生活や文化活動に密接に関わり、文学や美術に広く取り入れられるとともに、現代科学の発端ともなった。古典籍・美術品・工芸品・遺跡・数式等の中には天文に関わる多様な表現がみられ、それらはさまざまな角度から考察することができる。銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観とは?浦島太郎のタイムトラベルの理論物理学的な可能性とは?一条兼良はどのような星空を見ていたのか?沖縄に伝わる神歌に歌われた星に、人々は何を託していたのか?絵画・文学作品、信仰・思想、民俗、実際の天体現象など、様々な視点から、文化史と科学論を統合して自然観を考察する。細分化され過ぎた現在の学問を新たに捉え直し、総体としての知を確立する挑戦!

目次

1 絵画・文学作品にみる天文文化(原在明“山上月食図”(個人蔵)の画題について
一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって
「軌道」の歴史―江戸時代末以降を中心に)
2 信仰・思想にみる天文文化(銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて;天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台;南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス)
3 民俗にみる天文文化(奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察;天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える)
4 中世以前の天体現象と天文文化(天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法;惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察;丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討)
5 近世以降の天体現象と天文文化(1861年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に;日本に伝わった古世界地図と星図の系譜)

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