アジア遊学<br> 宗教芸能としての能楽

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アジア遊学
宗教芸能としての能楽

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585325116
  • NDC分類 773
  • Cコード C1314

内容説明

寺社文化圏や唱導との関わりの中から、多くの作品が生み出されてきた能楽。能作品には、中世の寺社のありようや信仰、学問、宗教文化が反映されているが、その宗教的な背景は、未だ充分に明らかにされていない部分が多い。中世日本の宗教的な知は、どのように能楽に流れ込み、作品世界を形成していったのか。能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽について考えるとともに、能を通して、室町の宗教文化の一端を明らかにする。

目次

1 能をめぐる宗教的環境/能に描かれる宗教空間(除魔・結界の呪法と芸能―「翁」の成立環境と、その近隣;春日若宮と能楽―若宮臨時祭、法楽能、祈雨立願能をめぐって ほか)
2 能作品と仏教説話/唱導/要句(韋駄天説話の源流と変容―唐宋代の諸伝承と律学受講の場を視点に;能“安字”の説話的考察―文字を買う話と男装の論理 ほか)
3 能楽論・能作品と教説の間(世阿弥と如来蔵―「離見の見」の内包するもの;能“芭蕉”の構想と草木成仏説 ほか)
4 謡曲注釈学の黎明期(吉田兼右・兼見の謡曲註釈と『謡抄』―『謡抄』前史の謡曲註釈と吉田神道)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

7
22年1月刊。中世日本の宗教知が能楽に与えた影響を考察した論集。能楽と仏教思想の基本知識が乏しいので難解な論考もありましたが、個人的には能楽にあらわれる宗教空間を論じた第一章の諸論考、世阿弥の有名な「離見の見」が実は『大乗起信論』に淵源し、それが夢窓疎石を介して伝わったことを明らかにした小川論文、理不尽そのものの女性の堕地獄を論じた中嶋論文などを興味深く読みました。2022/02/20

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