機巧の文化史 異聞―海を渡った三台のからくり人形

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機巧の文化史 異聞―海を渡った三台のからくり人形

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  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585320319
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C1020

内容説明

「ジャパニーズペインター」と呼ばれる江戸時代のからくり人形は、なぜ異国に渡ったのか。からくり師、時計師、天文家、マジシャン、コレクター…交錯する人物たち。わずかな痕跡を残し消えた高度なからくり人形の謎に迫るため、近代的エンジニアの先駆け田中久重の生涯を足がかりに、からくり製作の歴史と文化創造の過程を丹念に追った一冊。貴重なからくり人形の写真を含む、約一〇〇枚の図版を掲載!

目次

序章 古い写真
第1章 ジャパニーズペインター
第2章 フェイクオートマタ
第3章 正体不明のからくり人形
第4章 日本化された機械時計
第5章 天保六年七月二四日の絵日記
第6章 田中久重の生涯(青春期)
第7章 田中久重の生涯(円熟期)
第8章 見世物稼業常世賑
第9章 旅の記録
第10章 マジックコレクターの系譜
第11章 一万ドルの挑戦状
第12章 からくり人形のオタクたち
終章 辺境の文化

著者等紹介

村上和夫[ムラカミカズオ]
1948年生まれ。フリーライター。からくり・オートマタの東西文化比較をテーマに、雑誌や図録の記事の執筆、書籍の編集などに携わり、各種講演会、放送大学特別講義などに出演。2012年に『機巧図彙』(寛政8年刊)の全文を英訳・注釈したJapanese Automata Karakuri Zui:An Eighteenth Century Japanese Automatic Mechanical Devicesを自費出版し、「2013年ニューヨークブックフェスティバル」に入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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taku

14
座敷からくり「弓曳童子」「文字書き人形」、和時計「万年自鳴鐘」。傑作と讃えられる作品と、それを作った近代日本技術史に名を刻むエンジニア、田中久重は知っていたので読んでみた。文化史と言っても堅苦しいものじゃない。海外に渡ったからくり人形をコツコツ調べていく過程と、からくり文化や見世物、製作者について書いたマニアな本。日本が真鍮や鋼ばねをまだ作れない時代、鯨のひげを使っていることに捕鯨産業の根付きを感じるな。2023/12/28

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