出版社内容情報
日本神話において、「荒ぶる神」スサノオほど、意表を突くような神はいない。
激しい気性、凶暴で獰猛という面から見ても、他の神々とは一線を画すような描かれ方であるスサノオ。
その由来はどこから来たものなのか。神話を歴史として見たとき、そこからは何が浮かび上がるのか。
『古事記』『日本書紀』などの日本神話を丹念に読み解き、荒ぶる神に隠された謎に迫る。
内容説明
日本神話において、「荒ぶる神」スサノオの尊ほど、意表を突くような神はいない。激しい気性、凶暴で獰猛という面から見ても、他の神々とは一線を画すような描かれ方であるスサノオ。その由来はどこから来たものなのか。神話を歴史として見たとき、そこからは何が浮かび上がるのか。『古事記』『日本書紀』などの日本神話を丹念に読み解き、荒ぶる神に隠された謎に迫る。
目次
第1章 異質な存在、スサノオの正体
第2章 スサノオはどこから来たのか
第3章 スサノオが乱暴狼藉を働く理由
第4章 神々の計画
第5章 天の香具山の秘密
第6章 なぜヤマタノオロチを倒すのか
第7章 「牛頭天王」となったスサノオ
著者等紹介
田中英道[タナカヒデミチ]
1942年生まれ。歴史家、美術史家、東大文学部卒、ストラスブール大学Ph.D.。東北大学名誉教授、ローマ、ボローニャ大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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