首里城を解く―文化財継承のための礎を築く

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首里城を解く―文化財継承のための礎を築く

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  • サイズ A5判/ページ数 318p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585320012
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C1020

内容説明

中国や日本、東南アジアなどとの海を越えた交流により独自の文化を築いた琉球王国。首里城は、その政治・外交の中心を担い、琉球王国の文化の豊穣さを体現する一大建造物である。数度の火災、琉球処分や沖縄戦など、歴史の荒波のなかでその大部分を損壊することとなったが、数多の人びとの尽力により、首里城復元事業が推進され、二〇〇〇年には世界遺産として登録されることとなった。しかし、二〇一九年(令和元年)十月三十一日未明、首里城を火災がおそい、正殿と北殿、南殿が全焼し、その再建・復元は喫緊の課題として、現在検討が進められている。失われた首里城を取り戻すために、いま、必要な知識は何か。考古学・歴史学・建築学・文学など、諸分野の第一人者を集結、首里城の歴史と文化を解き明かし、再建に向けた礎を提示する画期的な書。

目次

首里城を創る―正殿を中心に
考古学から(首里城の原点についての一考察―グスク時代の遺跡で見られる隔離空間を再考する;出土陶磁器から見た首里グスク ほか)
歴史学から(古琉球期における首里城の様相と変遷;近世琉球期の首里城―儀礼空間としての首里城 ほか)
文学・芸能から(祭場としての首里グスク;芸能の舞台としての首里城 ほか)
建築学・工芸から(中華礼制蕃国礼執行装置としての首里城;首里グスクの「異産至宝」 ほか)

著者等紹介

高良倉吉[タカラクラヨシ]
琉球大学名誉教授。政府の首里城復元に向けた技術検討委員会委員長。専門は琉球史

島村幸一[シマムラコウイチ]
立正大学文学部教授。専門は琉球文学・琉球文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いとう・しんご

11
高良倉吉さんおっかけ。琉球の歴史、文物について多様な角度から取り上げた硬派な本。素人には歯が立たないような論文もあったけれど、おおむね歴史ロマンスとしても楽しめました。「琉球では、古くから姉妹(おなり)の霊力が兄弟を守護すると考えられていた」P291とのことで、首里城にも正殿の背後に巨大な御嶽(うたき)があって3人の神女が宗教儀礼を行っていたとのこと。男子一統の天皇が最高位の神官だった日本の歴史と比較すると、興味深い。だからヤマトは床の間に刀を飾り、ウチナーは三線を飾るんだね。2025/08/02

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