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内容説明
禅僧たちの記録からよみがえる鎌倉時代の喫茶文化。茶の文化は禅と深く関わるものであり、近年はその価値への世界的評価の高まりとともに、研究も盛んになっている。なかでも茶を日本に伝えた栄西をはじめ、鎌倉時代の禅僧たちの史料は、禅と茶を語る上で避けては通れない。しかし、禅僧による史料は膨大であり、かつ難解なものが多く、これまで体系的な研究がなされてこなかった。鎌倉時代の禅僧の史料を博捜し、喫茶史料を抽出、書き下し・現代語訳および訳注、解説を付す。禅と茶の研究に新たな視座を提供する決定版史料集。
目次
栄西(一一四一~一二一五)
道元(一二〇〇~一二五三)
蘭渓道隆(一二一三~一二七八)
月峰了然(生没年不詳)
兀庵普寧(一一九八~一二七六)
円爾(一二〇二~一二八〇)
無学祖元(一二二六~一二八六)
大休正念(一二一五~一二八九)
東山湛照(一二三一~一二九一)
白雲慧暁(?~一二九七)〔ほか〕
著者等紹介
舘隆志[タチリュウシ]
1976年、静岡県に生まれる。2009年、駒澤大学大学院にて博士(仏教学)取得。現在、駒澤大学専任講師、曹洞宗龍音寺住職、駒澤大学禅研究所研究員、花園大学国際禅学研究所客員研究員、東洋大学東洋学研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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