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内容説明
多様性を持つデジタル時代のコレクションの概念を再考する。デジタルコンテンツの収集、保存、活用を巡る諸問題に対処するには、異なる分野のステークホルダー間の協力が不可欠である。既に多くの分野で進められている取り組みを踏まえ、コンテンツの収集、保存、活用に関連する概念や理論を総合的に検討。また、ネットワークを通じたコレクションの構築、マイクロコンテンツの活用など、現代における具体的な事例を提示し、さらにこれまでの理論と実践を基に、デジタルコンテンツの収集、保存、活用に関するさらなる議論を展開する。
目次
第1部 基礎理論の探索(ミュージアムのコレクション―アクセスとドキュメンテーション;図書館におけるコレクション―理論と実践;アーカイブズ資料の編成記述をめぐる理論の概説)
第2部 実践から学ぶ(とある草の根ゲームアーカイブの現状;北米大学図書館におけるデジタルコンテンツのコレクション構築―カリフォルニア大学バークレー校の事例を中心にして;収蔵品情報の集約と展開を目指す際のデジタルアーカイブ編成;ジャパンサーチを使ったコレクションの新たな活用法)
第3部 さらなる活用にむけて(デジタル・ヒストリーの視点からみるデジタル情報資源構築―断片的な「知識」の蓄積と接続をいかに実現するか;パーソナルデジタルアーカイブ―個人が作成/管理する、あるいは個人に関するコレクション;NFTアートとコレクション;デジタルコレクションを保障する権利を構築する)
著者等紹介
中村覚[ナカムラサトル]
1988年生まれ。東京大学史料編纂所助教。専門は情報学
逢坂裕紀子[オウサカユキコ]
1984年生まれ。国際大学GLOCOM研究員。専門は社会情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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