人間の境涯について―人文學隨想集

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585291855
  • NDC分類 002.04
  • Cコード C1095

内容説明

古今東西の言語・造形・舞臺藝術及び音樂に表現された人間の窮極の姿。『イソポ物語』『今昔物語』からデューラー『メランコリア』、ホフマンスタール『イェーダーマン』…珠玉の随想集。

目次

1 人間の境涯について―滅びの象限としての時間と空間
2 タナトスの顔―古代人の想像力が生んだ「死」の姿
3 「黄金時代」考―敵か味方か、「傳統」と「前衞」の間
4 「三人の友の話」―「エヴリマン」説話の流傳の跡
補説 「三人の友の話」の材源竝に類話に就いての追補
5 古代に於ける時間秩序感覺―『古今集』卷頭の年内立春歌について
6 「伯の母」の話―歴史考察資料としての説話文學
7 夫婦の絆―『曠野』と『蘆刈』・『今昔物語』卷第三十の第四・第五話から
8 跋に代へて―「正しさ」の喪失・倫理問題としての国語表記

著者等紹介

小堀桂一郎[コボリケイイチロウ]
1933年9月生まれ。文学博士、東京大学名誉教授。専門はドイツ文学、比較文学、比較文化、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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